保冷処置の方法

手足を寄せる
死後硬直が始まる前に両手・両脚を寄せてお体を丸めてあげてください。もし、死後硬直があるようでしたらそのままのお姿のままにしておいてください。

お身体を冷やす話
保冷剤か氷入りのビニール袋を準備して(タオルなどで包まないでください)下腹部(腸)を集中的に冷やしていただきます。背中からも冷やしていただくとより効果的です。

外気と遮断する
保冷剤・氷・ドライアイスは外気に触れると溶ける(効果が亡くなる)時間が早まります。また、ご遺体も外気に触れると腐敗が早く進みますので、タオルやバスタオルなどでできるだけ外気に触れないようにお体の上からかけてあげてください。

冷気の交換
保冷剤などは溶けたらできるだけこまめに交換してください。保冷材は約6時間、氷は約3時間、ドライアイスは約24時間で冷やす効果が薄れてきます。きっちりと時間通りではなくても結構ですので、気が付いたら交換することをお勧めします。

ドライアイス取り扱いの注意
箱などの密閉された中でドライアイスを使用する際には、開放時に二酸化炭素の過剰な吸い込みに注意してください。